shotachibaのブログ

ストレスで適応障害になった僕が、自分の内面を晒しながら曲を作るブログ

5日目

 

続 「学歴とかマジ関係ねーよ」

 

もうちょっと続きます。

大学3年 就活

 

就活をで面接を受けるには、まずエントリーシートってやつを書かなきゃいけない。

志望動機とか、将来どうなりたいとか、そんなかんじのことを書く。

 

「学歴がないと、有名企業のエントリーシートは通過できない」

 

そんなことがニュースで堂々とやってた。

「まじでそんなことあんの?」と信じてなかったが。

 

自分は、プログラミングをやっていたものの、

それで仕事ができるほど能力ないし、ビジョンも湧かなかったので

興味のあるWeb業界、その中でもサービスとかを考える文系職に応募してた。

「できれば自分でプログラミングして作れればいいんだけど、おれは無理だな。」

なんて決めつけていた。

 

某企業のインターン行ってたから、その経験とかを元にこういうことしたいです、っていうのを話したけれど

どこもからっきしだった。

 

なんでかっていうと、たぶん自分がマジじゃなかったからなんだと思う。

 

当時はフラフラしてた。

バンドをいっぱいやりたいな。でもどうやったらそれで飯食ってけるんだ?

とか、そういう心配ばっかりしてた。

 

だから、いろんなことに手を出していた。

出していた結果、就活はついで感が出てたんだと思う。

 

4年に入っても一向に決まらず。

卒業は刻々と迫っている。

 

しかし、いっぱしのプライドはあり、

「卒業したら実家からは出る。自分で稼いで生活したい」

それだけは頭の中にあった。

 

が、働き口がない。

(「選ばなければ仕事なんていくらでもあるよ」ってNANAで読んだな)

 

仕事は決まってない。

バンドはやりたい。

でもバンドマンフリーターって、自分出来んのか?

彼らマジでタフだぞ。

かたやおれは体へなちょこりんだ。どうすんべ。

 

っていうのをしばらくもんもんと、考えるだけ考えてた。

 

 

「院に行きます」

 

「やっぱり自分で何か作れないのに、人にあれこれお願いするのはいやだ。」

 

そう思って、プログラミングをちゃんとやろう、と決める。

できるようになってやる。

 

そう思った。

 

で、当然僕が社会人になると想定していた親はびっくりするわけで

超説得した(ほぼ強引に。笑)

 

(このあたりから、親との軋轢が垣間見え始める。これは今後いつか書きます)

 

 

大学院

 

人生初の一人暮らし。

 

学費も生活費もないから、奨学金を借りないと学べない。

 

人生で初めて、社会的な借金ってもんをした。

 

 

学ぶことはいろいろあった。

 

まず自分はからっきしのプログラミング。

プロジェクトを進める上でのコミュニケーション、スケジュール。

実験機器のいじり方。

 

いつのまにか理系の学生みたいなことをやってた。

 

でも自分はぜんぜんできないな、やベーな。

もっと勉強しなきゃ。もっとできるようにならなきゃ。

 

そういう変な焦りだけあった。

 

 

大学院1年の11月

 

それまでファミレスなどでバイトして、足りない生活費を稼ぐ日々。

 

そのお金でバンドをやる。あっという間にお金がなくなっていく。

 

1週間くらいたまごかけごはんのときとかあった。

お金がないと発想も乏しくなって、けっこうしんどかった。

 

お金がいるな。

自分の能力をあげながら稼げるバイトがいいな。

 

 

学部生時代の友達に、プログラミングのバイトをしていたやつがいたのを思い出す。

 

おれも、できるかな、そういうバイト。

 

探して応募してみて、面接を受けに行く。

ちっちゃい会社で、オフィスが早稲田にあった。

 

そこが、今ぼくが勤めている職場。

 

そこでいろんなことを学んだ。

 

プログラミングバイトでの日々

 

今までやってきたバイトと明らかに違かった。

 

  1. 社会に出てから必要になる技術が身につく
  2. お金が稼げる
  3. 楽しい
  4. どんどんできるようになってくのが実感できる

 

いいこと尽くめだった。

 

多少きついときもあったけど、それもやりがいの一つ、なんて思ってた。

(実際そうだったよ)

 

 

このままここにいたいな、人も好きだし、これから会社が大きくなってくのも楽しそう。

 

そんなことを思って、大学院での就活も特にせず。

 

「でも、他の企業の内定は取らないと。

じゃないと、自分が社会に認められたという証拠にはならんな。」

 

学部時代のトラウマもあり、そう思っていた。

 

 

 

振り返ると

 

僕は、ビビリだ。笑

 

いろんなことの可能性を考える。

 

それで最善の方法を思いつくこともある。

 

でも、それでなかなか踏み出せないことが多い。

 

思ってすぐにやっちゃえばいいのにね。笑

 

最後に

 

「なにかをできるようになるには、こうすればいい。」

 

期待にも義務にも取れる、自分の思考のクセが、今の僕を形作ってると、思うよ。